途上にて

過去と未来の交差点

2017-01-01から1年間の記事一覧

彼方へ

書き直さない。それが僕が決めたことの一つだ。誤字脱字は直す。でも、それ以上は直さない。たとえ、もっといい文章にできるとしても。なにもそれが正しいことでもなんでもないが、それが僕にとっての、彼方へ、なのだ。 僕の声、僕の考え、それに伴う数々の…

うそ

人生が苦しいのは、つらいのは、うそが多いからだと思う。うそといっても、例えば、人を騙して詐欺をするとか、身分を偽るとか、そういうわかりやすいうそのことではなくて、一言で言うと、実際の自分以上に、立派な自分に見せたいという類のうそだ。ダメな…

手を伸ばす

僕はそれでも手を伸ばしたいと思う。手をこまねいてもじもじしてる自分とはさよならしたいと思ってる。あの狐のように、あれは酸っぱいからと、本当にほしいものに手を伸ばすことをやめ、あたかも本当は欲しいものを、欲しくないようなふりをするのをやめに…

酸っぱいぶどう

僕にとっての「ぶどう」はなんだったのだろうか。それは、「人とつながりたい」であったと思う。誰かと真につながりたい。でも僕の無意識は反対にそれを拒否している。僕の無意識に刻み込まれた劣等感が人を拒むのだ。近くなれば、僕の全てが見える距離にな…

夢を見た

ちょっと、不思議な夢。自分でも、いまさらなんでだろって夢を。 簡単に言うと、中学生の時かな、胸の内でかわいいなって思ってた女の子の夢。でも、その子のことをときどき懐かしくなって思い出すこともほとんどなかったし、ほんと日常の中から忘れ去られて…